Neko

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2011.10.29 希望の星
ねーこさん
尊敬する大先輩、ねーこさん。

ねーこさんを称えるのに相応しい言葉を、私は知らない…。



圧倒的なご長寿は言うに及ばず
私・元へっぽこ介護人が最も憧れたのは
その「お猫さま」としての暮らしぶりだった。

「ねーこは、ねこ。」

おかぁさんのちよべーさまがおっしゃるように
ねーこさんは
とても自然な生き方をされているお猫様だった。

とてもシンプルだけれど
実はとても難しい事…。
うーちゃんよりも6つもお年上なのに
それをサラリと実践されているねーこさんを
へっぽこ介護人はいつも、眩しく仰ぎ見ていたのだ。


そうそう、
こんな事もあった。

「ねーこさんは焼き魚を丸のまま召し上がる」
…と聞いたので早速真似をして
「うーちゃん、どうぞ♪」
焼き魚など、ただの「魚の焼死体」にしか見えない程
魚が大嫌いなへっぽこ介護人が、である。

どれだけねーこさんに傾倒していたのだ、自分(^_^.)



「おばあちゃま」と呼ばれ
愛され、慈しまれて過ごした長い年月。
「ねこ」として
自然な生を全うされたねーこさん。
素晴らしい先輩、ねーこさん。
我らが希望の星、ねーこさん。

ふあっふあのお毛並み
愛くるしい瞳のそのお姿は
永遠に我々の記憶から消え去る事はないだろう。

27歳と6か月という
輝かしい金字塔と共に…。






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儚かった命はメッセンジャー。

どこかで
そう聞いた事がある。

本当なら神様の大きな膝で休んでいるはずの魂。
それが
「どうしても大切な御用だから」
…そう神様に頼み倒されて
ちょっとの間、地上に降りて来たのだと。


シンバちゃん
君はその小さなおテテに
どんなメッセージを握り締めて来たの?

君のやんちゃな姿
君の甘えん坊さんな姿
君のちょっぴり暴君な姿

君は
君の大好きな母ちゃんにだけではなく
このへっぽこオバちゃんにも
たくさんの幸せな気持ちを分けてくれた。



シンバちゃん。
君が大切に持ってきたメッセージは
いつかちゃんと、母ちゃんに届くよ。

そして
その時にこそ
君は帰って来るんだね、母ちゃんのもとへ。
母ちゃんが望んだ
とびっきりの笑顔で。



頑張った君。

「お年寄り猫さんの仲間はイヤにゃー」
…そう怒られるかもしれないけれど

君に
「偉猫様」の称号を贈る事、許して欲しい。





シンちゃんおそらでわらってるでち。




2011.02.21 勇者ししど
北の大地に勇者あり。

キリリと涼やかなその目もと
稀代のイケメンとの誉れも高く。



北の大地に勇者あり。

襲い来る数多の敵に
決してひるまず立ち向かい。



北の大地に勇者あり。

我が最愛の爺猫の
同じ敵と闘う戦友であり
共に笑ったかけがえのない仲間。

君の頑張りに
そして
君の繰り出すあたたかなユーモアに
どれだけ元気づけられた事だろう…。



勇者よ。

我々は
君と出会えた事
そして
同じ時間(とき)を生きられた事を誇りに思う
心から。




北の大地に勇者あり。

その名はししど。


その名は、ししど。




kumokiri.jpg




2009.10.17 幸せ探し
真ん丸おメメの女の子は探していました。
あてもなくさまよいながら
ずっとずっと探していました 
優しいママを。

どれだけの時間が過ぎていったことでしょう。
ある時、ついに
ひとりの綺麗なお姉さんに出会えたのです。

「わあ、優しそうなオーラのお姉さん。
 こんなお姉さんがママになってくれたら嬉しいなあ」

女の子はそう思いました。


けれど
お姉さんのほうはというと…
彼女を男の子と思っている始末です(^^;)

何日か経ったある日
女の子は一大決心をしました。

「実力行使」です。
お姉さんのお部屋のドアが開くのを待って
強行突入したのです!

一生懸命な…
あまりに一生懸命なその姿を見て
優しいお姉さんが心を動かされないはずがありませんでした。



真ん丸おメメの女の子は、探し当てました。
優しいママを。

そして
その小さな手にしっかりと掴み取りました。
幸せな時間を。
長い長い、幸せな時間を。



ゆっくりと過ぎていった、優しい優しいふたりの時間。
真ん丸おメメの女の子は
いつでも忘れる事はありませんでした。

あの時…
「お姉さん」が「ママ」になってくれた瞬間の嬉しさを…。





                            ~大好きなクータンちゃんに捧ぐ~


あ、アンタ!
この間、あたいの話を聞いてくれたアンタじゃないか!
久し振りだねえ。
あん時はありがとうよ。

ねえ、急いでるのかい?
…よかったら、もいちど聞いておくれよ、あたいの話…。


今日はあの子の旅立った日なんだ。
あたいの、
ううん、みんなの心のオアシスだったあの子のね。


あの子は
あきら女王様の副官として仕えていたのさ。

まだ小さかったあの子が
あきら女王様にぴったりと寄り添っている写真。
…忘れられないねえ…。

あの子は本当に
誰からも愛される、本当に可愛い子だったんだ。
あの子にはそうやって愛される理由がたくさんたくさん、あったんだ。
たとえばさ、
新しい爪とぎを買ってもらった時だってね
ちゃーんと並んで順番を待つのさ。
ずっとずっと、順番を待つのさ。

ねえ、いい子だろう…?


そんなあの子を襲ったのは
有り得ないほど残酷な病魔だった。

みんなが回復を信じ、祈った。
そして…病魔を憎んだ。

でも、今になってあたいは思うのさ。
あの子自身は
その病魔すらも憎んだりはしていなかったんだろうって。

あの子はそういう子なんだよ。
誰かを、何かを憎むなんて事
これっぽっちも考えない子だったんだよ…。



あの子は今もきっと
女王様のそばでニコニコしているんだろうね。

え?椅子?
ああ、あの子の椅子かい?
そうだね…
きっとあの子は…
女王様がなかなかの椅子を用意してくれようとしたのに断って
小さな丸椅子に座っているような気がするよ。



あの子の名前は、ちょび
ちょびっていうんだ。

忘れないでおくれ、あの子の事。
副官と呼ばれた、あの子の事を。


ねえ、そこのアンタ
あたいの話を聞いておくれよ…。


女王様を知ってるかい?
ん?エリザベート?
…違うねえ。
マリーアントワネット?
…それも違うねえ。
エカテリーナ?
…それもまた、違うねえ。

ああもぉ~っ、嫌だねえ。
あのさあ。
この界隈で女王様って言ったら
あきら女王様」に決まってるじゃないか。


美しい方だったねえ。
それに
何と言っても、その目力が素晴らしかった。

ああ、
素晴らしかったのは
もちろん、外見だけじゃあないよ。

女王様は
ニンゲンどもはそう呼ぶみたいなんだけど
「慢性腎不全」と闘っていたんだ。
これってヤツは、どうやら不治の病とか呼ばれているらしくてね。
でも
女王様にはそんな事は関係なかったのさ。
目の前の敵にひるむ事なんかなかったんだ。


女王様は、あたい達の憧れだった。
あ。
「だった」だなんて言い方、違うね。
今でもあたい達の憧れなんだ。

…ふふふ。
でもさ、あたい知ってるんだ。
女王様が
無邪気にペットボトルのふたを追いかけて遊ぶ姿もね。



闘い抜いた女王様が
あちらの世界に旅立ってから…もう4年も経っちまった。
早いねえ…。
あたいも4つ、トシをとったって事だあね。

でもさ
女王様の輝きは、ちっとも色褪せたりしていないのさ。
それが女王様の持つ輝きなんだ。



ねえ、アンタ。
あたいには見えるんだよ。

あっちの世界の王国分室には
とびっきり大きな立派な椅子がひとつ。
もちろん王様いっちゃんさんの椅子さ。

その隣にね
それに負けないくらいの立派な椅子がでーん!と置いてあるんだよ。
それがあきら女王様の椅子なのさ。

あたいにはハッキリ、見えるんだよ…。




聞いてくれてありがとうよ。
…あたい?
名乗る程のモンじゃないさ。

女王様に憧れ続ける、ひとりのねこさ。


2009.07.07 彼女の願い
生後一ヶ月で瀕死の重傷を負ったお猫さまがいた。
彼女が奇跡の生還を果たした時
獣医師がこう言ったそうだ。

「これからは余生だと思ってください」。

余生。
生まれたばかりの小さな命に
この言葉はどんな重い意味を持ったのだろう。
余生…。


が。
奇跡はもう一度起こった。

にゃるちゃんと名付けられたそのお猫さまは
命の恩人であるまりこさまと共に
その後、実に20年もの「余生」を過ごしたのだ!

闘う敵は数知れなかっただろう。
流した涙も果てしなかっただろう。
けれど
まりこさまのお言葉からは
それよりも遥かに「にゃるちゃんと過ごせる幸せ」が溢れ出していた。

美人でキュートなにゃるちゃん。
優しいにゃるちゃん。
我らが「花の87年組」同級生の誇り、にゃるちゃん。


七夕の日を選んで旅立ったにゃるちゃん。
彼女はきっと
大好きなまりこさまの願いが吊るされた笹飾りを
その胸にしっかりと抱いてお空にのぼったのだ。

そしてその笹飾りの端っこには
そっと、にゃるちゃん自身の短冊も付けられていたに違いない。

「お星さま。
 いつも自分よりもみんなの事ばっかりなおねえちゃんに
 どうかどうかシアワセいっぱい、おながいします!」

にゃるちゃん。
う~隊長も、そして元介護人のオバちゃんも
そう願っていますよ、心から…。



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