Neko

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2011.03.13 大震災顛末
いや~、揺れた揺れた。
一番初めの強い揺れも厳しかったけれど
ここ関東の東端地方には
第二弾の「茨城沖」がガツンときた。

職場の玄関でお年寄りを避難させようとしていたお世話係
グラッとバランスを崩して…
そのまま道路の真ん中に転がり出てしまった。
アブナイアブナイ。
もし車が通りかかっていたら
新聞に載ってしまうところだった(^_^;)


これは尋常ではない!と思ったお世話係
すぐに家に帰りたかったのだけれど
結局様子を見に帰れたのは約一時間後。

もう、とにかく笑さんの様子を見に階段を駆け上がった。

「えーみーーーー?」

物が散乱しまくりの部屋の中
笑さんの姿はどこにもない。

もしやと思ってベッドの下を覗くと…
笑さんはやはり、そこにいた。
これ以上端っこには行けないという程端っこに
小さく小さく固まっていた。
いくら声をかけても動こうとしないので
ベッドを少し移動させて撫でてみたら
…なんと、ブルブルと震えていた…。


笑さん
結局、八時過ぎまでそんな状態。
そろ~り、そろ~りと出て来ようとしても
ひっきりなしの余震に怯えて、また籠ってしまうのだ。

停電で真っ暗闇の寒い中
一晩じゅうそれではあまりに不憫だと思ったお世話係
隙間を作って笑さんをよいしょとピックアップ。
そして
抱いたまま一緒にお布団に入った。

「やだでちー!」と逃げられるかとばかり思ったのだけれど
笑さん…
お世話係にしがみつくようにギューッとくっつくではないか。
いやもう、本当にすごい力。

…怖かったんだねえ…
ごめんねえ、一番怖かった時にひとりぼっちにして。
笑さんを守るのが、ねーちゃんのお仕事なのにねえ…。

余震がくるたびに
ブルブルと震える笑さんを抱きしめて
長ーい、真っ暗な夜が過ぎていったのであった…。



丸二日そんな感じで
ほとんど飲まず・食わず・出さず(爆)だった笑さんも
今日になってずいぶん落ち着いてきて
お毛繕いなぞも出来るようになった。





余震のたびにベッド下に避難するのは相変わらずだけれど
しばらくすると出て来られるようにもなった。
まずはひと安心だ。




一方の梵。

部屋を覗きに行くと
まさに「気配を完全に消した」固まりぶり。
もともとビビリの梵、
こんな時に世話を焼こうとすると本気の攻撃をお見舞いされてしまう。
仕方なしにそっとしておく事にしたら…。

なんと、晩御飯の催促がない。
毎日、超正確な腹時計で、定刻30分前には大騒ぎを始めるのに。

まさか心臓麻痺でも起こしたか!?と
恐る恐るご飯を用意して部屋に行ってみた。
すると
キューブハウスから出てきた梵、
「…ひ…ぁ…」

はい?
梵、今、何て?

「…ひ…ひ…ひゃ…」

なんと。
声が出なくなってしまっているではないか(T_T)

お世話係が帰宅する前の一時間に
ずっと泣き叫び続けていたのか…
それともショックで出なくなったのか…
うるさい程の大声の梵が、失語症に(T_T)

ニンゲンでも腰を抜かしそうな大きな揺れ。
ボコボコと落ちてくる部屋の備品。
見えない梵にはどれだけ怖かった事だろう。
ごめんよ、梵。
ねーちゃん、梵も守れなかった…。

幸い
梵は失語症でも食べて飲んで出して
今日にはほぼ、いつもの大声も戻ってきた。

こちらも何とか、ひと安心。
よ・良かった…(T_T)




利根川流域のこの地域
地盤が良くなかったのか
あちこちボコボコ、流通も最悪
水道の復旧は見通しがたたないという状態だ。

でも
ダイジョブ。
ニンゲンはいくらでも頑張れるから。

そこに
「いつものように」ご機嫌さんにしていてくれる
笑さんと梵がいてくれるなら。



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