Neko

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朝晩のご飯の前には
もらえるまで延々と叫び続ける梵。
「いちにち二回飢え死にしそうになるオトコ」
…と呼ばれている(^_^;)

けれど
そんな梵にもとても偉いところがある。

朝。
ご飯コールでニンゲンを起こすお猫さまは多いそうだけれど
梵は絶対にそれをしない。
母が起き出すまでじーっと静かにしているのだ。
彼女がどんなに寝坊しても。

梵、ケナゲであるぞよ。

そして
梵が偉いのは朝だけではない。
実は、夜も…
母が寝るまでじーっと待機しているそうなのだ。

母は寝る前にお水を飲む。
そうすると梵も
それを合図のように自分もお水入れの場所に行き
たくさんのお水をゴクゴクゴク。
その後ふたりで「オヤスミナサイ」となるそうだ。

お世話係、
この話を耳にタコが出来るくらい聞かされている。
いや、もう、
タコが大きくなり過ぎて耳が聞こえなくなりそうだ。

…と
そんなところに昨夜。

いつもならば母はとっくに寝ている時間、
梵の小さな声が聞こえる。

「ひ…ひや…ひ…」

何だと思って階段を降りて行くと
あらら、居間に電気がついている。
母はテレビを見ていたらしい。
梵は部屋でひとりぼっちだったのだ。

「ひや…ひ…や…」

情けない声は続く。

梵が可哀想だから早く寝てあげなさいよ、
…と談判しようかとも思ったけれど
それもちょっと気の毒か…
そう思って二階に戻ってすぐ。

梵の声に気付いたらしい母のハイテンション声が響いた。
「あっらー、 梵ちゃーん!
 かーちゃんがいないと寝んねできないのー?
 そうだそうだ、そうだよね、
 ごめんね、わかったわかった~♪」

カラカラトンと扉の閉まる音。
ピタッと止んだ梵の情けない声。


思わず笑いが込み上げたけれど
それと同時に
何だかとてもホンワカな気持ちになったお世話係であった。

…良かったねえ、梵よ。




かーちゃんさんは、毛布もかけてくれるでやんす♪

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